20代前半のときにアルバイトで入ったイトキン株式会社から、「OFUON(オフオン)」に配属になりました。20代から30代女性の通勤服がメインのオフィスカジュアルのブランドです。
シンプルでベーシックなデザインが主流で、お仕事着としてもプライベートでも活躍してくれるアイテムが揃うブランドでした。利用される方も若いOLさんが多かったです。
オフオンでのアルバイト、時給の目安は?
時給は900円でした。アルバイト雇用であればアパレルブランドの場合は、どこも大体これくらいの時給ではないかな、と思います。
朝は比較的ゆっくりめで残業になることなどもないので、慣れればこの時給は良いほうではないかと思います。ただ、一日中立ちっぱなしの仕事であるので、体力がいる仕事ではあります。
夏や冬のクリアランスセールや特別バーゲンの時期などは、特にハードになるので、その時ばかりは時給を上げて欲しいと思いました。
オフオンでのアルバイト、シフトの条件は?
アルバイト雇用でしたが、週5日フルタイムで勤務していました。シフトは早番と遅番があり、3週交替でした。
アルバイトの場合は週何日働くか、ということを自分で希望することができるので、仲間の中には週2日だけの人や、私と同じようにフルタイムで入っている人など、さまざまでした。
アパレル業界は休憩時間がとても短いです。食事の休憩が40分、小休憩が20分で、合わせて60分休憩という考え方です。セールなどの繁忙期には30分足らずになることもあり、これは正直大変でした。
面接の際のアピールポイントは?
アパレルブランドの面接をクリアするには、まずファッションや服がどれだけ好きか、ということを最大限にアピールする必要があります。やはり、熱意が一番重要視されます。
次に、そのブランドのどこが好きか、なぜそのブランドで働きたいと思ったかなど、そのブランドでなくてはならない理由を用意しておくことが大切です。そして「自分がそのブランドに合っている」と思われるようなファッションや雰囲気で面接に挑むことが必要です。
採用が決まれば、そのお店の顔になるわけですから、雰囲気が合っている人でないと採用は難しいでしょう。アパレル業界での勤務経験は、合ってもなくてもさほど問題ではありません。
未経験で合っても、ファッションが好きで、そのブランドで働きたい、という熱意があれば面接は突破できると思います。
オフオンでのアルバイト、髪型や服装は?
そのブランドの服や雰囲気、その日のファッションに合っているものがバイト中にふさわしい髪型です。
バイトの場合でもそのブランドの服をできるだけ着るように言われることがほとんどなので、そのブランドのイメージに合わない髪型は避けなければいけません。
常にトレンドをチェックしてコーディネイトの仕方を勉強したり、メイクの方法も研究するなど、全身でそのブランドを少しでも魅力的に見せるように、考えていくことが求められます。
福利厚生はどう? またアルバイトの特典は?
アパレル業界のアルバイトの場合、大手企業のブランドであれば福利厚生はとてもしっかりしています。
フルタイム勤務の場合は、有給休暇の権利があったり、店舗が入っているビルの食堂利用ができたりと、バイトながらとても充実した福利厚生でした。
アパレル業界のアルバイトは、ほとんどが従業員割引でそのブランドの服を購入できます。店舗としてもたくさん自社の服を着てアピールをし、少しでも売って欲しいと思うからです。
高額のブランドの場合は、とてもお得な値段で購入することができる、という嬉しい特典です。
オフオンで働くメリットや身につくことは?
ファッションや服が好きだからこそ、アパレル業界でのアルバイトを目指すのだと思いますが、何より好きなことを仕事にできる、という最大のメリットがあります。
毎日入荷される新商品をいち早くチェックすることができますし、トレンドを常にキャッチしていることができます。新商品の魅力をお客様に伝え、売上を上げることだけがアパレルブランドの販売員の仕事ではなく、店舗のディスプレイを考えたり、商品が魅力的に見えるようなレイアウトを考えたりと、なかなかにクリエイティブな一面もあります。
常にファッションに対する勉強をし、多くのことにアンテナを張っているようになるので、センスが磨かれ自分自身もどんどんクリエイティブな人間に近づいていくことができます。
スポンサーリンク